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ツキノワグマについて

ツキノワグマはどんな動物?

  1. 生息地
    ツキノワグマは、本州最大の陸上哺乳類です。かつては、本州、四国、九州に広く生息していたと考えられますが、現在では、九州地域では絶滅した可能性が高いとされています。
  2. 大きさ
    ツキノワグマは、体長100~160cm、体重50~130kgで、通常オスの方が大きくなります。
  3. 食べ物
    ドングリ類やブナ類などの木の実や、モミジイチゴ、ウワミズザクラなどの果実、フキやウワバミソウなどの多肉多汁質の草本植物、アリ科やハチ科などの昆虫類、時には動物の死骸なども食べています。

ツキノワグマと人間との問題ってどんなものがあるの?
通常は山の中に生息しているツキノワグマが、人里に出没し、とうもろこしやりんご、養蜂などの農作物被害や人身被害を引き起こしています。

ツキノワグマはどうして出没するの?
環境省が実施したクマの大量出没の原因を探るための調査では、次のような結果が発表されています。

  1. クマのエサの凶作・・・高地にエサが少なく、低地にエサが豊富にあるためエサを求めて低地に移動したと考えられる。
  2. 里地里山の変化・・・人とクマの緩衝地帯であった里地里山が、エネルギー転換や人口流出に伴い荒廃し、クマが出没しやすい環境に変化。
  3. 集落周辺のカキなどの果実や生ごみがクマを誘引している可能性がある。

ツキノワグマによる被害を防ぐために
登山やハイキング、山菜採り、きのこ採りなどで山に入る際に、クマに突然出合ったり、子グマに近付いたりすると(子グマの近くには必ず母グマがいます)大変危険です。
事故を防止するためには、クマに出合わないことが一番の対策となりますので、次の点に気をつけましょう。

  • 山に入る場合は、事前に新聞やテレビ、ラジオなどで、市や県からのツキノワグマの出没情報を確認し、クマが出没した場所には近づかない。
  • 鈴、ラジオ、笛などで音を出して自分の存在をクマに気づかせるなど、クマと出合わない対策を取る。
  • 人間の食べ物の味を覚えたクマは、人に近付くようになり大変危険なので、山へ入ったときはごみを必ず持ち帰る。

市のツキノワグマ対策は
市では、ツキノワグマの目撃や痕跡などの出没情報の収集を行い、人身被害が懸念される場合は、地域住民の皆さんに注意喚起を行うほか、必要に応じクマの捕獲等を行っています。
その他にも、「安全メール」や市ホームページで出没状況を周知しています。

ツキノワグマ対策に関する事業

分類 内容
学習会 ツキノワグマの理解を深め、野生動物との共生について考える機会とする。
大型鳥獣被害対策協力員 ツキノワグマやイノシシなどの大型鳥獣の痕跡が発見された場合や、出没が懸念される場合に、地域の猟友会の皆さんが周辺地域の情報収集(パトロール)を行う。
鳥獣特別捕獲員 大型鳥獣の出没により、周辺住民などに人身被害の恐れがあり緊急に捕獲等が必要な場合、捕獲等を行う。
参考URL
奥多摩ツキノワグマ研究会グループホームページ